Real Grooves Halloween Costume Party
Mambotur(multiColor Recordings/Chile, Venezuela)
ベネズエラ出身のArgenis Britoとチリ出身のPier Bucciによって2000年にスタートしたプロジェクトMambotur。二人の豊富な経験と、卓越した技術により、ラテン音楽を軸に、ダブ、エレクトロ、テクノといった多様なエレクトロニックミュージックを巧みに融和する独自のスタイルを確立している。チリ、サンチアゴにて活動を開始したMamboturは、やがてフランクフルトのレーベル[Multicolor Recordings]との契約を機にドイツに拠点を移し、ヨーロッパのシーンから着実に評価を獲得していくこととなる。1枚目のアルバムでは、ベテランプロデューサーでありピアニストでもある元Sun Electricのメンバー、Max Loderbauerと、ドイツ人プロデューサー/エンジニアであるTobias Freundをゲストに迎え入れ、チリ、そして南米のサウンドを追究することで、新たなエレクトロニックミュージックを生み出している。チリの人気バンドLos Jaivasの作品を独自の解釈で再構築したこのアルバムは、チリの文化・歴史を色濃く受け継ぎつつ、最新のエレクトロニックミュージックに昇華された、完成度の高い作品に仕上がっている。2012年にはフランスのレーベル[Cosmo Records]より待望のニューアルバムがリリースされる予定であり、今後の飛躍から目が離せない。
Pier Bucci(Maruca, Crosstown Rebels/Chile)
繊細な音色と実験的なリズムによる幻惑的なサウンドで知られるチリ人プロデューサー、Pier BucciはRicardo VillalobosやLucianoと並び、南米、チリのシーンを代表するアーティストである。南米のメロディーとリズム、そして電子音を緻密なエフェクトワークで融合させたサウンドはベッドルームでも、ダンスフロアーでも機能する完璧なバランスになっている。チリで活動を開始したPier BucciはRicardo VillalobosやDandy Jack、実弟のAndresなどとのコラボレーションを経て、次第にソロとしての活動を本格化させていくこととなる。やがて04年、Damian Lazarusが手がける人気レーベル[Crosstown Rebels]からリリースした1stアルバム『Familia』のヒットにより、瞬く間に人気アーティストとなって行く。世界中をツアーし、様々な文化、そして音楽を吸収してきたPierは、世界各地の新たな才能を発掘し、世に送り出すべく、自身のレーベル[Maruca]を立ち上げる。その[Maruca]からリリースされた2ndアルバム『Amigo』では、ラテンテイストあふれるヴォーカルをフィーチャーすると共に、凄みを増したエフェクトワークと緻密なプログラミングにより、アーティストとしての更なる進化を見せ付けている。最近では新たなソロアルバムを制作中であると同時に、凄腕ドラマーMiguel Toroとのコラボレーションによる生ドラムと電子楽器を融合したアルバムの制作も行うなど、活動の幅をさらに広げている。
Argenis Brito(Cadenza/Venezuela)
ベネズエラ、カラカス出身の演奏家、シンガー、プロデューサーであるArgenis Britoの音楽キャリアは意外にもポップスからスタートしている。7歳からピアノを学び始めたArgenisは80年代初頭、若干13歳にして男性ヴォーカルグループの一員としてデビューを果たし、中南米、さらにはアメリカのポップミュージックシーンで活躍するまでに至る。その後、ロックに没頭し、新バンド、WAGを結成し、コンポーザー、ベース奏者、ボーカリストとして活躍することとなる。やがてニューヨークに拠点を移し、様々なバンドとのセッションを経て、チリのポップス界のスターであり、現在はLos Updates[Cadenza]などで活躍するJorge Gonzalezと出会ったことをきっかけに、エレクトロニックミュージックに触れ始めることとなる。更に、Atom™を中心としたプロジェクトで、メレンゲ、チャチャ/マンボといったラテン音楽とエレクトロニックミュージックを融合したスタイルで知られるSeñor Coconutにボーカルとして参加し、より深くエレクトロニックミュージックにのめり込んでいく。プロデューサーとしての活動を開始したArgenisは長年に渡る親友、Pier Bucciと結成したMambotur、更にはチリの英雄、LucianoとのコラボレーションMonne Automneとしてリリースを重ね、02年のベルリンへの移住以降は、よりクラブサウンドにシフトして行くこととなる。Jay Haze(Krak Street Boys、The Basstards)、Samim(Samim vs. Argenix)といった世界的に名を知られるDJ/プロデューサー達と積極的にコラボレーションを行い、06年の初ソロ作品リリースを皮切りに、[Cadenza]、[Crosstown Rebels]、[Tuning Spork]といった有力レーベルから数々のヒット作を発表してきている。
KIKIORIX(Ladies and Gentlemen, Red Box)
ロンドンやイビザのシーンに影響を受けたライトでファンキーなハウスを軸に、オールドスクールやディープハウス、テクノ、ディスコ風味なトラックまでをも横断する幅広いDJスタイルでWOMB、AGEHA、AIRなどを中心に活躍中のDJ/プロデューサー。2001年、自身初の作品がLuke VibertやDJ Spooky等、アブストラクト界のトップDJ達と並び収録される。その後、ロンドンへ活動の拠点を移し、当時Chicken LipsやAudio Fly等が所属していたUKの名門[Kingsize Records]と契約し、12インチEP「Liquid Body」を発表。Tomoki TamuraとのDJデュオGeisha Disco Boyzとしては、毎週末多国籍都市Londonのクラウドたちを魅了し、Ministry of SoundやThe End Club1階のAKAでJimpster、Xpress-2、Andrew Weatherall等豪華なゲスト陣を迎え、毎月必ず行列ができる人気パーティー"HOLIC"をオーガナイズした。帰国後もPhoniqueによるレーベル[Ladies & Gentlemen]からリリースし、さらにはWOMB@THE END LONDONに参加、またロンドンの人気パーティーRETOXでもプレイ。2010年にはCLASHの荒木氏のもと、SATOSHI OTSUKI、TAKUYAと共に純ドメスティックDJによる新パーティー、Survival DanceをWombにて立ち上げ、大成功を収めている。また活躍の場はアンダーグラウンドに留まらず、佐藤竹善やAAA、グラディウス、その他企業系 WEBサイトなどにもRemix作品や楽曲を提供している。今後も続々と海外からのリリースが決定しており、活躍が期待される日本人DJの一人である。
http://www.myspace.com/kikiorix
http://www.beatport.com/en-US/html/content/artist/detail/9462/kikiorix
TAKUYA(SURVIVAL DANCE/BLiNKBLiTZ)
本名「松本拓也」、広島県出身で右投右打。毎夜クラブに出没するというただの遊び人から突然DJへ転向し本格的に活動を開始する。2005年よりパーティー集団"RIOT"に参加。RIOTではオーガナイザー兼DJとして活動し、東京のクラブシーンに新しいパーティーの在り方を提唱している。ハウス・グルーヴを軸としたテクノ、テックハウスを得意とし、その緻密に計算され尽くしたプレイスタイルは多方面から賞賛を得ている。盟友NEHANと共にDJユニット「BLiNKBLiTZ」としても活動中。また、SADAA・The SAMOSのメンバーDJ Raymondと共に「The Barcelona」を結成し、2009年2月に発売された「GRADIUS」のハウス・リミックス・コンピレーションアルバムに楽曲を提供。昨年は FUJI ROCK FESTIVAL ‘09に出演し、現在は「SURVIVAL DANCE @ WOMB」や「CLASH @ ageHa」など更に活躍の場を拡げ、今後の音楽シーンを担うであろうアーティストとして多くの注目を集めている。
http://www.myspace.com/takuyablinkblitzbcn
Den(op.disc/Soma, FUNKTAXI)
東京出身。ソリッドな質感をともなった精緻なグルーヴを削り出す独自のトラックメイクを確立する一方、ハウスからディスコ、テクノまで音楽そのものの自由度を解放するヨーロッパ仕込みのタフでパーティ本位なDJスタイルが際立つDJ/トラックメイカー。
90年代後半にDJとしてのキャリアをスタート。2003年単身ヨーロッパへ移住。ロンドンではMulti VitaminsのレジデントDJ、そしてベルリンではClub der Visionaere、WeekendなどでDJワークをこなしながら 自身のトラックのリリースも開始。[Underl_ne]のオフシュート・レーベル[Them]からリリースされた「Crossed EP」をはじめ、Multi VitaminsやClever Music、そして日本の[op.disc]と いったレーベル群からリリースを重ねる。
6年半におよぶヨーロッパでの活動を経て、2010年初頭に日本へ拠点を移す。帰国後はSTEREOCiTI[Mojuba Records]と共にレジデントを務める「日本オシロサービス」やWarehouse702での「FUNKTAXI」などのレギュラー・パーティを立ち上げる。また、盟友Mark Henningとのコラボレーション第2弾「Cosmic Marmalade EP」がスコットランドの名門[Soma]から今夏リリースされ、話題となった。またCocoonやMixmagなど海外の複数のレーベルのミックスCDにトラックを提供するなど、今後さらなる活動の広がりに期待が集まる。
Francisco Ruiz-Tagle
フランシスコがデビューを飾ったのは2006年、チリにおけるLove Paradeであった。"the Electronic Music Collective EUPHORIA"主催による「AUDIOMORPHOSIS」と名づけられたそのイベントの初回公演において、チリエレクトロニック・シーンの中で最も傑出したDJ陣と共演を果たし、華々しくシーンに名乗りをあげた格好だ。彼の繰り出すビートの前でじっとしていられる者などなく、まさにAlejandro Vivanco、Felipe Venegas、Andre Butano、Uhmo、Zikuta、Canu(Arg)、Rodrigo Laffertt等のように才能溢れるアーティストを彷彿とさせるものであった。フランシスコは、CLUB LA FERIA、GranCentral、Nativa Bambu(エクアドル)、ZEN Electromundo(モンタニータ、エクアドル)、Suzie(グアヤキル)、Levitar(ブエノスアイレス)、Sofia HiFi Concepcion、Teatro Caupolican、Club SweetやCLUB DECLIVEのような南米クラブのダンス・ミュージック・シーンの、まさに最前線において精力的に活動を続けている。
現在わずか26歳の彼は、チリ、サンティアゴのNo1クラブとの呼び声も高い「CLUB LA FERIA」の最年少のレジデントでもある。ダンスフロアにおいてパワフルなグルーブを維持する彼のセットは、2度とリピートされる事のないその場限りのものであり、そこに居合わせる聴衆もまた彼のセットの重要な一部として取り込んでしまうかのような臨場感あふれるものだ。そしてそのプレイの魅力が栄誉あるレジデンシーを可能にしているといえる。彼のセットは繊細で上品なハウス・ミュージック、またエスニックなパーカッションとテックハウス色のあるヴォーカル・トラックなどが顕著であり、熱気を帯びた雰囲気と心奪われるようなグルーブを醸し出す。
2011年度チリのパタゴニカDJコンテストのチャンピオンとして初来日する彼のすばらしいプレイを是非体験してほしい。
JZ aka Jay Zimmermann
IBIZAからBURNING MAN、そしてここ東京に到るまで世界中のダンスフロアを沸かせ続けてきた男、JZ。時にディープ、そして時にはファンキーなテック・ハウスからファンクやディスコなど幅広いスタイルを持ちパーティを知り尽くした選曲と絶妙なミックスでフロアをピークに誘う。盟友DANOと共にレーベル[REDMELON RECORDS]の顔としてDJ CHUS、HALOを始めとするアーティストと共にパーカッシヴでとことんサイケデリックな新しいディープ・ハウスのスタイルを発明。GRAYHOUND 勢やDOC MARTIN達と共にドープな方の西海岸サウンドを象徴する存在として世界的に活躍している。ピークタイムの2時間でも、6時間にも及ぶロングセットでも JZの「クラウドを沸かせる」力量はサンフ ランシスコのパーティーピープルにはお馴染みのモノ。サンフランシスコのSpundae@1015 Folsom、DNA LoungeやマイアミのWMCでのMELONでのレジデンシーに加え、隔月のロスのSpundae/CircusでのMELON:LAXに伝説的ボートパーティーWatermelonなどでのプレイ、シンガポールZouk、イビサPacha、ブエノスアイレスOpera Bay、サンフランシスコReleaseなどの世界の有数のクラブでのプレイを経験。ブラジル、フランス、チェコ、ポルトガル、イギリス、インドネシア、ニュージーランド、バリ、韓国、香港、マレーシア、メキシコ、スペインと国と都市の数は増える一方である。
Hidehiko Takano(Real Grooves)
98年より都内を中心にDJ/プロモーターとして本格的に活動を開始し、 Yellow、 Module、Loop等の主要クラブでのプレイを経験。これまでにEddie Richard(Wiggle/Fabric)、Bryan Zentz(CMYK/Morris Audio/Plus8 )、Audio Soul Project(NRK/Dessous/Fresh Meat)、Johnny Fiasco(OM/Double Down)、Jay Tripwire(Poker Flat/Nervous)、Random Factor(2020Vision)といったアーティストを招聘し、東京のシーン最深部を演出し続けている。
OZMZO a.k.a. SAMMY(Real Grooves)
1991年、ギターとハンディーレコーダー片手に2年間マンチェスターへ単身渡英。ハシエンダ〜市外不法 HARD CORE RAVE〜ネオサイケデリア・パーティの洗礼を受ける。2000年からTECHNO+SHOGAZER+METAL CORE+NOISE+EMOをミクスチャーし、ノイジーかつ繊細でダイナミックなDJスタイルで、レニークラヴィッツ・アンプラグド・ライブでのDJに抜擢され、以降国内外のファッション業界等のイベントでもDJ活動を行なう。REAL GROOVES パーマネント・メンバー。Wighnomy Brothers、Steve Bug、Paul Rich、Jeff Samuel、AKUFENとも共演。