アンダーグラウンド・クラブの頂点として賞賛され続けるベルリンはBerghainのレジデントDJとして近年、最も躍進を遂げたアーティストLen Faki。古くはA&Rとして[Monoid]や[Feis]といったレーベルを運営し、Samuel L. Session、John Selway、Umekなどのアーティスト作品を手掛け、数々の名作を世に送り出してきた。その後、Len Faki名義でのアーティスト活動に専念する為、拠点をベルリンに移し自らの作品をリリースするレーベルとして[Figure]をスタート。直後に発表したシングル「Just A Dance」がメガ・ヒットを記録し、Len Fakiの名は一挙に世界中のダンス・フロアで知れ渡ることになった。アンセムとなったこのトラックは後にCarl Cox、Technasia、Renato Cohenのリミックス盤も発表されている。彼の強力な存在感はBerghainでのレギュラー・パーティー"Podium Night"へと繋がっていき、その結果としてサブレーベル[Podium]までもが誕生することになる。PodiumではRaudive a.k.a. Oliver HoやShinedoeなどの"Podium Night"ゆかりのアーティストを中心にリリースを重ねSven Vath、Luke Slater、Ivan SmaggheといったトップDJチャートの常連となっている。また長い時間でのDJプレイを求められるBerghainにおいて彼のスタイルも高揚感重視のサウンドからドス黒いジャーマン・ミニマルへと進化していくことになる。ここ日本でも屋内レイヴ"WIRE"や恵比寿Liquidroomのアニバーサリー・パーティなどで来日し、世界中のビッグ・フェスティバルやクラブと同様に熱狂を生み出している。トップ・アーティストとして君臨した現在もシーンの歴史を更新し続けているLen Faki。まさに新世代のテクノ・アイコンと言えるだろう。