カリブ海の最東、バルバドス島出身。12才の時にロンドンへ移住。70年に結成した“マトゥンビ”は、イギリスの黒人グループとしては初めてメジャー・レーベル“EMI”との契約を果たし、名実ともにUKレゲエのトップに君臨。グループ解散に前後して、詩人リントン“クエシ”ジョンソンとの運命的な出会いは、ダブ・ポエットというジャンルの確立の契機となり、彼のバック・バンドとして始まった、その名も“ダブ・バンド”は、今日まで活動続行中。また数々の“ラヴァーズ・ロック”をプロデュースしているが、79年にヨーロッパNo.1となったジャネット・ケイの「シリー・ゲイムス」は日本でも大ヒットし、いまだに現場で現役の定番曲。レゲエに限らず他のジャンルとのコラボも実に多彩で、その斬新なダブ処理は後に多大な影響を与えている。因みに、最新のプロデュース作は、イタリアで製作されたジーン・ビンタ・ブリースの“ダブ・エレクトロ・ポエット”なアルバム。日本人アーティストとの親交も幅広く、坂本龍一、東京スカパラダイスオーケストラ等、枚挙に暇がない。ほとんどの楽器をこなすミュージシャンであり、すぐれたダブ・エンジニアであり、頼れるプロデューサー、数少ない“天才”のひとりである。